20代社員の転職意識の急激な変化

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本日はパーソル総合研究所の「働く10,000人の就業・成長定点調査」から、若手社員の転職に対する意識変化についてご紹介致します。

近年、日本の働き方の潮流が変化する中、働く意識をいち早くアップデートしているのが若手社員であり、そのような若手社員とミドル・シニア社員の意識のギャップは、 多くの職場で問題となっており、 若手社員のマネジメントの処方箋を知りたい、 という声が多く聞かれるとのこと。

「働く10,000人の就業・成長定点調査」のデータから、 比較をすると

46%→60% 短期的に見て収入が上がる
50%→65% 転職を機に昇進・昇格がしやすい
46%→67% 転職先では将来、昇進・昇格がしやすい
58%→77% 新しい人脈が広がる
65%→78% 人材としての市場価値が高まる
64%→78% 積極的に(転職を)していく方がよいことだ

このように転職に対するイメージが非常にポジティブなものとなっています。バブル崩壊後のリストラの時代に成長し、終身雇用が幻想であるとの想いが強い世代であり、また人生100年時代となり、汎用的なスキルを獲得し、人材としての市場価値を高めることが不可欠だと考えている傾向がこのような結果に表れていると考えらるとのことです。

効果的な採用だけでなく、定着や転職者の受け入れなどについても工夫が必要な時代となっています。
■参考リンク
パーソル総合研究所「働く10,000人の就業・成長定点調査」

 

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